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燈篭

石燈篭由来

石燈篭は当麻寺型石燈篭と言う奈良時代前期の物が最古だと言われています。
以来神社、仏閣を中心に色々な形の物が作られてきました。良い形で人気の有る物が写しとして作られ、それで何々寺型灯篭と言われる所以です。一番多いのが春日型灯篭だと思います。

燈篭は型と作りと石の材質;古さによって価値が違います。
材質は鞍馬石、白川石、本御影石、奈良石、筑波石(真壁)、万成石、庵治石、北木石、岡崎、蛭川など、燈篭以外の五重塔、層塔、手水鉢、伽藍、石橋、門柱、仏像からキャラクターまで色々とあります。

灯篭製作の現状

昔から灯篭作りはこの辺りでは岡崎が有名でした。石職人がノミ一丁で作り上げたものですが戦後ダイヤモンドカッターやタンガロイと言う超鋼のノミなど道具の発達で作りやすく成り掘物も奇抜でこりに凝った物が大量に出来るように成りましたが当時としてはかなり高価なものでした。

一般の人にはなかなか手に入りませんでしたのでセメント製の安価な物も出回り その後 韓国製 中国製の安い物が大量に出回り灯篭自体の価値が下がってしまいました。最近は新品の手の込んだ物より小さめで古代型のあっさりとした、ノミ切りで荒仕上げの物が好まれる傾向にあります。古燈篭の人気も結構あります。

当園展示場

当園ではアメリカ人の骨董商の方がアメリカ、オランダ、オーストラリアなどに骨董品と一緒にコンテナに詰めて輸出してもらっています。外国人にも侘(わび)と寂(さび)の判る人がいるのですね。

当園では石燈篭各種、手水鉢、門柱、石袖垣、石橋 キャラクター、モニメント等色々と国産;、中国、韓国製などと古燈篭も展示、販売、また欠けた部分の補修もしております。寄せ燈篭(山燈篭、自然石燈篭、お化け燈篭とも言う)吊り燈篭について当園では豊富な材料と機械力を利用し自家生産しております、超大物から小物まで、材質は菰野石、鞍馬石、本御影、富士石、御岳石、四国石,など色々と取りそろえております。石の切断、バーナー仕上げ、サンド仕上げなども行っていますのでご相談ください。

160-鞍馬石の寄せ燈篭えぐり

160-鞍馬石の知足の水鉢

160-鞍馬石の蘭渓燈篭

160-花筒

160-桃取り石の寄せ燈篭

160-本鞍馬吊り燈篭8tほどあります、前面

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